社会保険労務士の仕事

社会保険労務士とは

社会保険労務士は、毎年1回行われる国家資格に合格し、かつ、2年以上の実務経験を有する者で、全国社会保険労務士会連合会に備える社会保険労務士名簿に登録された者に与えられる国家資格です。そのため、社会保険労務士になるためには、資格取得後に、全国社会保険労務士会連合会に備える社会保険労務士名簿に登録し、いずれかの都道府県社会保険労務士会に入会しなければなりません。なお、会員は開業会員と勤務等会員、社会保険労務士法人の社員及び法人会員のいずれかとなります。

社会保険労務士になるまで

社会保険労務士の主な仕事

社会保険労務士は、50種類以上にのぼる労働・社会保険諸法令に基づいて、行政機関に提出する提出書類や申請書等を依頼者に代わって作成する事務及び提出代行または事務代理(注)をはじめ、備え付け帳簿、書類等の作成などの仕事を行っています。また、社会保険労務士は、人事・労務管理コンサルタントとしても活躍しています。

(注)「代行」とは、社会保険労務士の職印を捺印して依頼主に代わって申請書等の提出手続きを行うことをいい、また「代理」とは、関係諸法令に定められた事務について、委任状によって依頼者に代わって申請等を行う行為をいいます。